これしかない

スポンサーリンク

最近ニュースなどでよく目にするBリーグ。

非常に人気があり、お客さんの人数も当初予定していたよりも1.5倍ほどで今シーズンを終えた。

石川自身もバスケをしていたので注目して見ていた。

一緒にプレイしたことはないが、栃木ブレックスの田臥選手は、大学時代の後輩が能代ということもあり個人的に応援していた。

Bリーグの初代王者が栃木に決まり、石川もうれしかった。

都道府県の魅力ランキングで最下位を茨城県と栃木県は争っていたが、バスケにおいては栃木に軍配があがった。

公園にあるバスケットコートで練習している子供らを見ると、プロができて目指すものができて本当に良かったと思う。

石川も大学までバスケをしプロを目指していたが当時はそんな環境ではなかった。

ふと公園でバスケをしている少年を見ていると大学時代の同期を思い出した。

名前をあげてもよいだろうからあげると、ジュニア代表経験をもつ重吉くん。

名門の大濠高校出身で、ジュニアにも選ばれた。

アジア選手権では田臥選手とともに勝ち上がり、アジアの3P王にも選ばれた。

大学でももちろん一年生から活躍した。

たまに重吉くんと1対1をやったが一度も勝てなかった。

ある日重吉くんの家で談笑していると、重吉くんの指がいろんな方向に折れ曲がっていることに気が付いた。

「なんじゃこの指」

と聞くと、つき指やら骨折やらで指が曲がってしまったらしい。

骨折しようがつき指しようが、試合を休むわけにはいかない。

そんなことで指が変な方向にそれぞれ向いている。

そのときポツリと重吉くんが

「俺にはバスケしかないからな」

と言った。

石川も中学生の頃から、寝る間を惜しんでバスケをしてきた。

誰よりも練習しているつもりだった。

だがアジアの3P王が言った一言の重みに、正直ハッとさせられた。

自分の認識が甘いことに気が付いた。

軽々しく石川が

バスケしかない

とは言えないと思った。

昨今バスケもプロリーグが出来、人気が出ている。

様々な選手がいて、様々な思いの上で今日の成功がある。

俺にはこれしかない!

と言えるようなものをビジネスでも作っていきたい。

バスケのプロリーグのように、子どもたちに夢を持たせることが出来る何かを

必死の思いで作っていこう。

そんなことを思った。

スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする